はじめまして。

※2017/10/30一部追記

初めましての方も、こんにちは。
風月と申します。
お越し頂きありがとうございます。


暫くAmebaで、大好きな漫画スキ/ップ・ビ/ート!の続き妄想やパラレルのお話などを中心に思いのままに書いて活動しておりましたが、1年のブランクを経て、再度更新しようとしたところ、Amebaの文字制限の壁にあたりまして、こちらに移転を決意致しました。
とはいえ、すべてのお話を移動させるのはかなりの時間を要するため、現在連載中のものから順番にすこーしずつ移していく予定です。

Amebaで掲載中の他の作品も読みたいと思ってくださった方は、『こちら』からどうぞ。
Amebaの方をどうするかはまだ定まってませんが、コメントなども数多く頂いてるので、今の所そのままの予定です。
※移転の際には手直しをして若干ニュアンスが変わっている場合があります。

風月のスキビだよりでは、お話は基本的に蓮とキョーコの組み合わせオンリーです。
それ以外は、当て馬としてたまーーに蓮キョ以外のカップリングが途中や前半に入ってくることも極稀にありますが、最終的には必ず蓮キョのハッピーエンドになるようにしてます!!

読んでいただいた方が読み終えて幸せな気持ちになれるようなお話を目指してます。

ネタバレなども少々含まれることがあるかと思いますので、ご了承頂いた方のみお楽しみくださいませ。

勿論、風月が趣味として個人的に勝手に綴っているお話なので、原作者様や出版社様とは一切何の関係もございません。
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そして、限定記事などもございますので、それは条件を満たした方のみご覧いただける作りにしております。
※限定記事を読みたいがまだ風月のアメンバーになっていない場合は、【重要】アメンバー申請について(改定・3)を良くお読みいただいた上で申請をお願いします。

基本的には自己満足のために書いてます。
気の向くまま、思いのままに風月ワールドを展開していきますのでごゆるりとお付き合い頂けたら幸いです。

拍手やコメント、感想なども頂けたら風月がとても喜びます。やる気スイッチになることもあるかもしれませんので、気が向いたら過去作品も含めて気軽に頂けたら嬉しいです。

※注意事項※
蓮キョメインの糖度高めの話が多々あります。もしお読みいただき気分を害したり、肌に合わない、胸焼け、大量の砂吐き、顔面崩壊などの特殊な症状を起こした場合も、当方では一切の責任を負いません。
何かしらの症状が出た場合は、直ちにお引き返し頂くか、顔を隠す、思いの丈を叫ぶ等ご自身にとっての最善の処置を早急に実行して頂くことになりますので、ご覧いただく際は十分お気を付け下さいませ。

また誹謗中傷としか思えないコメントや、宣伝目的でしかないコメントは風月の判断で勝手に削除させて頂くこともございますのでご了承下さい。

お話は、何度も読み返して修正に修正を重ねてアップしていますが、誤字脱字がある場合があります。
致命的な誤字脱字を万が一発見してしまった方がいらっしゃいましたら、お手数ですがこっそりと教えて頂けたらとっても助かります。

至らない点も多々あるかと思いますが、生暖かい目で見守って頂けたら幸いです。

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それでは、心の準備ができた方から気の向くまま、思いのままに、風月ワールドをお楽しみ下さいませ( *´艸`)

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風月
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風月のスキビだより目次

※最終更新日 2017/10/30


【ス・○・ビ非公式ファンサイト有志同盟からのお願い】
原作画像を掲載しているなど、原作への著しい権利侵害が見受けられるサイト様からのリンクは拒否させていただきます。

心当たりのある運営者様へ。この【お願い】文章を載せているサイト&ブログに関しての名称と作品名、そしてリンクの即時削除をお願いいたします。
(原作画の無断掲載、原作のただ読み&アニメや音声等の違法ダウンロードなど、原作側の利益を大きく損なう行為に加担するサイトへのリンクは拒否いたします。関連二次壊滅の危機を迎える前に対処してください)



****

こんにちは。
風月のスキビだよりへようこそ。

初めてご訪問の方は、はじめましてからご覧ください。
※ほんのりギャグ入ってるかもしれません。
はじめまして。


ーーでは、はじめまして。をお読みいただきました皆様、このような辺境の地までお越し頂きありがとうございます!

風月ワールドをお楽しみ下さいませ。




💚❤️風月のスキビだより目次💙💜
※(限定)がついてる話は、限定パスワードの入力が必要となります。
限定記事パスワードはこちらからご確認ください。

※風月のスキビだよりのアメンバー様のみご覧いただけます。


🎀長編・中編
※【完】=完結/【連】=現在連載中/【シ】=一話完結型のシリーズ/【リク】=リクエスト

▶️【完】なくした記憶
1234567891011121314151617181920212223【リク】番外編☆1【リク】番外編☆22425262728293031323334(限定)35363738(限定)394041424344454647484950515253〈完結〉
→原作寄り。蓮が事故に遭い、目覚めた時には16歳からの記憶がなくなっていて…
✳︎なくした記憶を終えて。


▶️【完】My HOME
プロローグ12345678(限定)91011121314151617181920(限定)21222324252627282930(完)オマケinだるま屋
→原作寄り。蓮とキョーコが両片想いで突然同居することに!二人のドキ甘ライフをお楽しみ下さい。


▶️【完】龍神と巫女
壱(限定)弐(限定)参(限定)肆(限定)肆半(限定)伍(限定)
→完全パラレル。竜神レン様と、巫女のキョーコちゃんのお話です。

▶️【完】雨に流されて…
123(限定)4567(限定)8(限定)
→雨で増水した川に流されてしまった蓮とキョーコ。辿り着いた民宿で蓮の理性の戦いが…

《没話》6話

▶️【連】医師の執着
12(別館)3(別館)4(別館)/5(別館)6(別館)7(別館)8(別館)9(別館)
→医師の蓮が患者のキョーコに執着する完全パラレル…

▶️【連】恋の季節は…
恋の季節は…についての注意事項
1《晴れ時々曇り》2《晴れ。ところにより雷》3《ところにより豪雨》4《快晴》5《午後より雲行きが怪しくなるでしょう》6《雨のち晴れ》7《春一番》8《割と穏やかな天気が続くでしょう》9《夜はまた一段と冷え込むでしょう》10《冬の寒さが戻ってくるでしょう》
→完全パラレル。同級生の蓮とキョーコの学園物語

▶️【連】月夜の契り
プロローグ123(限定)4(限定)4.5(限定)5(限定)67
→完全パラレル。ヴァンパイアのクオンと、キョーコちゃんの物語


👑 短編
※【リク】=リクエスト/【原】=原作寄り/【パ】=パラレル/【メ】=蓮キョメロキュン推進!「ラブコラボ研究所」提出作/【リ】=メロキュン・リターンズ 提出作/【本】=本誌・コミック続き妄想/【企】=企画参加提出作/【季(季節)】=季節物/【コラボ】=コラボ/【ネタ】=小ネタ、お話未満/【捧】=捧げもの

▶️【リク】自覚した想いの行方
→ブログ一ヶ月記念リクエスト。蓮が好きだと自覚してしまって苦しむキョーコ。少し切ないが最後は…。

▶️【ネタ/パ】ラブミー幼稚園(仮)続きお昼ご飯編おパンツ編
→ラブミー幼稚園のキョーコ先生をめぐるほのぼのライフ。出来心でうっかり書いてしまったお話。

▶️【企/原】甘く蕩けるようなキスをして…
『Please kiss me ~◯◯なキスを私にして~』提出作。
とうとう蓮に捕まるキョーコ。


▶️【ネタ】透明メガネ
→掛けたら透明人間になれるメガネをひょんなことで手に入れてしまった蓮は…

▶️【原】湯けむり事件簿(限定)
→温泉でぐったり倒れているキョーコを発見した蓮は…

▶️【リク】衝撃の珍事件発生?!
→こっそり募集リクエスト。ドラマの撮影中に奈良公園の鹿がとんでもないことをやらかし、蓮の理性が…

▶️魅惑の華
→アルコールで酔ったキョーコがナツになっちゃって…蓮の理性が試される。

▶️【リク】敦賀蓮の噂と本性敦賀蓮の本性(限定)
→こっそり募集リクエスト。蓮が草食男子なのでは?という噂を耳にしてしまったキョーコ。

▶️【キョコ誕/企】ハッピープレゼント
『がっつり頂戴します!魔人のふところホカホカ祭り』提出作。
20歳の誕生日の朝、目覚めたら蓮がいて…


▶️【季(冬)/原】年越しぼた餅
→年越しに風邪を引いてしまった蓮の看病をすることになったキョーコ。思わず想いが溢れてしまい…

▶️【蓮誕/原】ハッピーハプニング
『がっつり頂戴します!魔人のふところホカホカ祭り』提出作。
突然セットが倒れ、閉じ込められてしまった蓮とキョーコ。ハプニングで二人の唇が…


▶️【季(冬)/パ】甘くて苦い恋の味
前編後編その後
『がっつり頂戴します!魔人のふところホカホカ祭り』提出作。
同じ職場の先輩である最上先輩に恋をした後輩敦賀君のお話


▶️【季(冬)/原】ぽかぽか幸せ
→近年稀に見る大雪。のほほんな日常。これと別にブログ内のどこかに続きのサプライズショートストーリーが隠れてるかも?

▶️【原】恋心の涙オマケ
→幼馴染の言葉に傷付いたキョーコが蓮の前で思わず取り乱してしまう。

▶️【季(冬→春)/原】さよならは言わないで。数年後
→蓮が渡米?!その時キョーコは…。

▶️【原】光くんのヒ
→キョーコとの共演に浮かれ気味の光に待ち受けていたのは…

▶️【原】act.181続き。
→風月の処女作。原作続き妄想です。

▶️【原】アレはアイツで私じゃないの!前編中編後編
→キョーコの体とショータローの体が何故が入れ替わってしまったお話

▶️【原】海、山、温泉!
→代マネとして行ったはずがまさかの蓮の相手役に抜擢されてしまったキョーコに待ち受けていたのは…

▶️【原】敦賀教信者の行く末
→敦賀教信者のキョーコを待ち受けている運命とは…

▶️【原】謹賀敦賀♡
→蓮への想いを自覚したキョーコと蓮のほのぼの年越しのお話

▶️【原】砂浜アクシデント
→砂浜でのCM撮影には危険がいっぱい♡

▶️【原】無防備な生徒(限定)
→女子高生のキョーコと、教育実習生の蓮のパラレル

▶️【パ】魔の契約
→悪魔レンと魔の契約を結んでしまう苦学生のキョーコのパラレル


🐾お遊び
▶️【連】敦賀くんの□□□□□
1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15/16/17/
→サプライズショートストーリー。敢えてリンクは貼ってません。ブログ内に隠れてるので探してみてくださいね。

▶️童謡に乗せて『森のキョコさん』
→童謡に乗せて歌おう!森で出逢ったあの日のことを歌にしてみました。

▶️もしも、ピュアなあの子が家出したら?
→ピュアなあの子の大冒険?


🌹別館収録作品タイトル
無知はある意味危険です
心の鍵の向こう側
君と過ごす時間【年末】/【カウントダウン】/【年始★特別バージョン】
君が悪い、貴方が悪い
ハレムに咲く華
役者魂と恋心の狭間-R(特別限定version)-/after
妹からの昇格
理性の崩壊/続
手負いの狼-after-
闇のオトコとシーツのオンナ**B〜After〜
サロンREN/②
人形のおんな/撮影風景①『人形のオンナ』/②/③/④/⑤/⑥
医師の執着2/3/4/5/6/7/8/9/
王の飼い猫


💎頂き物という名の宝物
▶️かばぷー様&たまこ様より
→風月のブログ内のあのお話を読んでしまったマリアちゃんは…



🍀リンク
(Ameba版)風月のスキビだより
【別館】月夜ノ結女*ツキヨノユメ*
※別館への入室方法は、(Ameba版)風月のスキビだよりの限定記事『別館案内★』を参照ください。

※スキビマスターの皆々様 へ、著作権関連対策〜必須記載事項と英語の文例集〜前編後編を「英語の文例集©米リンガル訳剤師様」よりお預かり致しましたので、必要な方はこちらの前編から、ご覧ください。

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◆ブロ友申請の方法について

お越しいただきありがとうございます。
風月です。

FC2ブログでブロ友申請を頂くようになったので、Amebaのアメンバー申請と同じ条件で承ることにいたします。


メッセージがあり、不備がある場合は基本的にはなにかメッセージでお知らせしてますが、沢山メッセージを頂いた時、もしくはものすごく不快なメッセージだった場合、返信できない場合があります。
5日以上たっても返信がない場合は不備があったのだとお考え頂き、下記のお願いをよ~~く読んだ上で再チャレンジお願いいたします。


《風月へのアメンバー申請をお考えの皆様へ》

風月のスキビだよりを読んだ上で、ブロ友申請を考えて頂きありがとうございます!

ブロ友申請は下記の条件を満たしたメッセージをいただけた方のみ受け付けさせていただきます。

但し……
※既に風月の現アメンバー様という方々に関しましては、風月に対する簡単なメッセージと、アメンバー様だけが知っている当ブログのパスワードをメッセージに付け加えて頂ければ承認します。

※またスキビ関係の書き手さんや絵描きさんに関しましては、アメンバー様以外であっても、風月が存じ上げてる方(過去にコメント欄に風月がお邪魔したことがある方や、ピグやメッセージで交流がある方)でしたら、簡単なメッセージだけでも承認致しますので、お気軽にどうぞ。

以上、二つの条件に当てはまらない方の為に、これから少しお話しさせていただきます。

通常記事を読んで、もっと読みたい!!と、申請を出してくださっているのがわかると、とても嬉しいので、すぐにでも承認したくなります。

しかし、中には…
◆本当にスキビが好きなの??
◆本当に風月の記事を読みたいと思ってるの??
◆もしかして冷やかし??限定記事を読みたいだけ??

というような方も申請いただく中にも残念ながら見受けられます。


風月のスキビだよりでの限定記事は、プライベートなことだったり、ちょっと恥ずかしい内容だったりと、通常ではアップしたくない…つまり『不特定多数のどなたかもわからない方に堂々とさらしたいものではない。』ということです。

風月のスキビだよりを読んで頂いてる皆さんからは、風月がどういう人間かなんとなくわかるかも知れませんが、風月が皆さんを知るすべは、アップされてるプロフィール、ブログ、メッセージ、コメントに限られます。
正直、申請いただいても、ゆっくりプロフィールをチェックしたり、ブログを拝見する暇がないときもあります。

メッセージをお願いしている理由は、どんな方なのか知りたいからです。

知らない方から玄関をノックされて、いきなり友達になってください!といわれても、戸惑います。
何故友達になりたいと思ったのか、その部分を特に明確にしていただきたいと思ってます。

メッセージは、風月からの信用を勝ち取る手段です。

年齢だけ。一言だけ。誰にでもコピーしたら送れそうな文章。淡々と書き綴られた情報。
そういうものを送られても、残念ながら信用できません。

限定記事を読みたい!!というのであれば、風月が是非読んで欲しい!!と思えるメッセージをお願いします。

要は気持ちを伝えてください。
文章の良し悪しより気持ちを重視してます。

風月が気持ちよく承認できるのは、きちんと自己紹介をしてくれて、だいたいの年齢が明確で、スキビのこんなところが大好き!風月の○○は面白かった!!
というような内容を書いてくださってる方です。

きちんとした良識をお持ちで、人を不快にさせず、人間味のわかる内容で、風月のルールを守ったメッセージを送ってくださる方であれば、風月は喜んでブロ友様に歓迎いたします。


メッセージを送る前に今一度メッセージ内容が下記の項目に沿っているかご確認お願いします。



**********☆*********☆***********


《アメンバー申請時の風月ルール》

※以下の六項目は必ずメッセージに書いていただきたい内容です。

1、年齢込みで自己紹介をおねがいします。簡単でかまいません。どんな方かを判断する材料が欲しいので、自分に関する項目を3つ以上お願いします。(例・年齢(必須)、職業、住んでいる土地、趣味 等)
※大変申し訳ありませんが、現在、高校生以下の方、及び男性の方からの申請は承認しておりません。申請後に発覚した場合は、承認を取り下げることもございます。ご了承下さいませ。

2、スキビがいつから好きか?好きになったきっかけ。等

3、蓮キョの好きなところ。好きなキャラ。

4、風月のスキビだよりで気に入った話と、その感想。

5、風月へのメッセージ

6、合言葉【風月ワールド楽しみます。/蓮キョ☆メロキュン万歳】
※合言葉はこのどちらか一つで結構です。どちらの合言葉もない方はこちらの風月ルールに目を通してないと見なし、承認はいたしません。


風月の信用を見事に勝ち取るメッセージをお待ちしております。

※メッセージが確認できた時点で内容に問題なければ、すぐに承認させていただきます。5日以上たっても承認がない場合は、メッセージに問題がないか今一度ご確認の上、新たにメッセージを下さい。(リベンジも受け付けます)

※必ずメッセージにて申請をお願いいたします。ブログのコメント欄に申請文章を頂いても承認はいたしませんのでご了承下さい。

【メッセージ送信方法】
ブロ友申請でメッセージを打ち込めるようです。


**********☆*********☆***********


風月のスキビだよりへの、ご感想やご意見は、過去の話も含めてメッセージやコメントで常時受け付けております。
特に感想は風月のやる気の源になりますので、気が向いたら気軽にコメント残していただけると嬉しいです。

また明らかに宣伝と思われるコメントに付きましては削除の対象となりますのでご了承下さい。

※当ブログのコメントは、現在承認制にしていますので、公開が嫌な場合は件名に「非公開希望」とお書きいただければ、公開にはいたしません。その際は返信コメントはお名前を伏字で書かせて頂きます。


それでは、今後もお楽しみ頂けたら幸いです。


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不意打ちの恋心

【ス・○・ビ非公式ファンサイト有志同盟からのお願い】
原作画像を掲載しているなど、原作への著しい権利侵害が見受けられるサイト様からのリンクは拒否させていただきます。

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(原作画の無断掲載、原作のただ読み&アニメや音声等の違法ダウンロードなど、原作側の利益を大きく損なう行為に加担するサイトへのリンクは拒否いたします。関連二次壊滅の危機を迎える前に対処してください)



ご無沙汰しております。風月です。
久々に人様にお見せできる短編が書けました。
多分、ほんのり微糖なおはなしです。
お楽しみ頂けたら幸いです。


*****


不意打ちの恋心


最上キョーコは最近ハードに仕事をこなしていたため、睡魔と戦っていた。

現在尊敬し崇拝している先輩俳優、敦賀蓮の自宅にて手料理を振る舞い、片付けを蓮に任せて台本を読んでいた。
片付けくらい俺にさせて。座ってて良いよ。という蓮の言葉に甘えて、ソファで次のドラマの台本を読んでいたのだが、学業とタレントの仕事を両立しているキョーコの昨夜の睡眠時間はたったの二時間で、その前日も前々日も三〜四時間ほどしか寝ていなかった為、お腹も満たされホッと一息ついた途端、眠気が来たのだ。

ーーーうぅ…今こんなところで寝ちゃったら敦賀さんに迷惑かけちゃう…。私より忙しい売れっ子の敦賀さんをさておいて寝ることなんて出来ないわ!しっかりするのよ!キョーコ…。

そう思って台本に目を通すのだが、セリフは全然頭に入って来ず、文字として認識出来ない程キョーコの脳は疲れ切っていた。



「最上さん、珈琲の付け合わせにクッキーを貰ったんだけど…って、あれ?最上さん?」

蓮がリビングにコーヒーを持って現れると、キョーコが背凭れに凭れかかってスースーと寝息を立てていた。

蓮は一瞬驚いた顔をしたのち、クスリと微笑んだ。

「寝てる。余程疲れてたんだな。」

蓮はコーヒーカップをテーブルに置くと、キョーコの眠るソファの隣に腰掛けた。

「お嬢さん、こんなところで寝ても疲れは取れませんよ?」

こっそりと耳元に囁いてみるが、キョーコは「んっ…」と鼻から抜ける声を出すだけで起きる気配がない。

「もう少し待って起きなかったらゲストルームに連れて行くか。」

蓮は愛しい少女の寝顔を見ることが出来て、少し胸の奥がくすぐったくなった。
今までもキョーコの寝顔を見たことは数回あるが、こんな風についつい眠ってしまうほど心を許されていることが嬉しくてたまらない。
部屋はいっぱい余っているし、キョーコ一人泊めるくらいどうってことはない。
本心としては己のベッドルームに連れ込みたいくらいだが、相手はまだ未成年だし、嫌われて避けられてしまっては己が被るダメージが大き過ぎる。

それが分かっている蓮は、下手な手出しは出来ないと己に言い聞かせた。

タオルケットをかけてキョーコの様子を見守っていたが、蓮がコーヒーを飲み終わっても起きる気配がない為、キョーコをゲストルームに運ぼうとタオルケットを背凭れに掛けてから、声を掛けた。

「最上さん、ここじゃ疲れ取れないからゲストルームのベッドを使って。」

すると、キョーコが薄目を開けて蓮を見た。
ぼーっと見つめてくる寝起きのその瞳に蓮の目は釘付けになった。

「ん…コーン…?」

「…え?」

「コーン!会いたかった…!!」

ガバリと突然キョーコが蓮の首に抱きついてきた。
慌てて受け止めた蓮は急に飛びついて来たキョーコを抱き締め返す。
ギュウギュウと小さな体で一生懸命抱き着いてくるキョーコの姿に蓮は愛しさを募らせた。

キョーコはその後も何かゴニョゴニョと寝言らしきことを口にしていたが、軈て蓮に抱きついたまま再び寝息を立て始めた。

ドキドキと胸を高鳴らせて、蓮はさてどうしようかと考えた。
愛しい少女を胸に抱いてベッドに行けば己の理性が狂い兼ねない。
だからと言って引き剥がすのもなんだかもったいない。
起きたら開口一番に叫ばれるかもしれないが、出来る限りこの状態をキープしたまま一緒にいたい。
そうグルグル悩んだ蓮は、少しでもキョーコの疲れが取れるようにとキョーコに抱きつかせたまま、ソファで横になることにした。
キョーコを起こさぬよう慎重に後ろに倒れ、キョーコを胸の上に乗せる。
そして、先程背凭れに掛けたタオルケットを再びキョーコの身体にかけた。

キョーコの重みに身を任せてその優しい温もりを抱き締めていると、癒し効果があるのか、徐々に蓮の瞼も重くなって来た。

愛しい少女と一緒に夢の中へ行くなんて贅沢だななんて頭の隅で思いながら蓮はその目を睡魔に任せて閉じたのだった。


それからどのくらいの時間が経ったのかわからない。
キョーコは突然目が覚めた。

「あれ…私…」

静かに身を起こすと、見覚えのある蓮のリビングだが、蓮の姿がどこにもなく周りを見回す。

「敦賀さん…?」

不安気に周りを見回していたキョーコは、己の身体の下に何か気配を感じてようやく視線を下に向けた。

「え?つ、敦賀さん?!何でこんなところに…」

しっかりと蓮に腰掛けてしまっている自分に驚き飛びのこうとするが、キョーコの腰は蓮にしっかりホールドされていて、飛び退くことが出来なかった。
そこで漸く今まで自分がどこに寝ていたのかを理解した。

「もしかして、私…敦賀さんの上に寝ちゃってたの?なんで?どうして…」

一瞬顔が青くなるが、次の瞬間には茹蛸のように真っ赤になった。

「私ったら、な、なんて破廉恥な…」

「ん…」

そう独り言を言っていると、蓮が頭だけ寝返りを打った。

その造形技術が施されたかのような美しい寝顔に目が釘付けになる。

心臓がドキドキと早鐘を打つが、育ち過ぎた恋心はここから逃げるという選択肢よりも、別の選択肢を取った。

「…もうちょっとくらい良いわよね?敦賀さんも寝てるし、私も今まで寝てたんだもん。もうちょっとだけ…敦賀さんの目が醒めるまで…」

そう己に言い聞かせて、キョーコは蓮の顔を見つめ起きないことを確認しながら、その身を再び蓮に預けた。
クンと鼻を動かすといつもの安心する蓮の香りが胸を満たす。
そっと見上げると蓮の綺麗なラインの顎が見えた。

「敦賀さん…」

程よくついた筋肉を確かめるように手を這わせ、キョーコは蓮の名を呼んで、何を思ったのか、蓮の顔にそっと顔を近づけてチュッとキスをした。
キスをした場所は顎だったが、キョーコは己の不意打ちのキスに驚いていた。
だが驚いたのはキョーコだけではなかった。
蓮もキョーコが身を起こした時から起きていたのだが、叫ばれないのを良いことにもう少しだけ一緒にいたくて寝たふりを続けていたのだ。
そしたらキョーコが逃げずに、もうちょっとだけと言いながら己に身を預けて来たので、それだけでも驚いていたのに、不意打ちの顎へのキス。
思わず目を見開いてしまったが、キョーコは己の行動に驚くあまりこちらの様子は気にしていないようだ。
でも顎よりも唇にして欲しかったというのが本音の蓮は、今の己の角度ではキョーコからは唇にしたくても届かなかったのかもしれないと願望寄りに考察した。

ならばキスをしてしまいやすい角度にすれば良いと、蓮はまだ寝ているふりをしてキョーコを抱えなおし、寝返りを打った。

「きゃっ!わ…顔が近っ」

キョーコは蓮の突然の寝返りに驚いた。
先程までは蓮に乗っかる形だったが今度は蓮と向かい合う形で、ソファの背凭れと蓮の身体にサンドイッチにされた状態だった。
逃げ場がない中、蓮の顔は鼻同士がくっつきそうなくらい近くに迫っていた。
キョーコは真っ赤になったが、かちんこちんになって何も出来ない。
すると、蓮が「ん…」と言いながら、キスを強請るように少し唇を近づけて来た。

キョーコの心臓がありえないくらいのスピードで鼓動を刻んでいたが、完全に蓮が寝ていると思っているキョーコは、ゴクリと唾液を飲み込むと、頬を染めて蓮に誘われるままその唇を密かに重ねた。
一瞬であれば己の胸の中にしまっておける。そう思ったのだ。

だが、すぐに離れようとした唇はその後追いかけられ再び塞がれた。

「んッ…」

背凭れに退路を断たれているため、逃げることも叶わない。

味わうように重ねられた唇の熱に溶かされている間に、背中に回された手のひらに頭を固定されて、ますます逃げ場がなくなる。

「敦賀さ…っんぐ!」

真っ赤になって名を呼んでも、重ねられる唇は甘く食まれて、薄く開いた唇に肉厚の何かが押し入って来た。
驚いて押し返そうと舌で抵抗すれば絡め取られて、漸くキョーコはそれが蓮の舌だとわかった。

「ふぅ…ん…ハァッ」

時々キョーコに息継ぎの間を与えながらも、いつの間にかソファに押し倒されていたキョーコの太ももに蓮の手が添えられていた。

「ちょ、敦賀さんッ…」

「ん…?」

真っ赤になったキョーコがグイッと蓮の胸を押し返したことで、蓮はキスをやめ、愛しそうにキョーコの顔を覗き込んだ。

「い、今のは一体…」

「…君からキスを仕掛けて来たんだろう?」

そう指摘されて、ハッと唇を隠して真っ赤な顔になってしまったキョーコが可愛くて、蓮の顔面が崩壊する。

「んなッ?!き、気付いて…」

「まぁ君が起き上がった時に俺も目が覚めてたからね。」

「え…?えええぇ?!嘘…!」

「最上さんがどんな反応するか知りたくて寝たふりしてたんだ。そしたらまさかまた俺にくっついてきて顎にキスしてくるなんて…嬉しい誤算だった。」

蓮の心は弾んでいた。あの天然記念物的に初心なキョーコがなんとも思っていない男にキスをするとは思えない。
キョーコの中で確実に特別な男になれているという証に違いない。

「んなっ!な…お、起きてたなら声かけてください!!そしたらあんなこと…」

「してもらえなかっただろうね。寝たふり続けて正解だった。」

キョーコは返す言葉を失い、真っ青になって口をパクパクしていた。
どんな制裁を受けることになるのだろうと、あんなキスをされても蓮の気持ちに微塵も気付いていないキョーコはこの後に蓮からされるお仕置きを覚悟した。

「まさか最上さんから不意打ちでキスしてくれるなんて…しかも顎だけじゃなく、唇にも…」

「キャァァァ!!すみませんでした!!すみませんでした!!すみませんでしたぁぁぁ!!ついつい出来心で敦賀さんにあのような暴挙を…最上キョーコ、この所業についてのお仕置き…!どんなことでも覚悟している所存でございますので、どうかこのことは…忘れ…」

キョーコの突然の謝罪に呆気にとられていた蓮だが、その中に出てきたひとことで蓮の空気が妖しいものにがらりと変わった。

「…お仕置き?そう…どんなことでも覚悟…出来てるんだ。」

「ふぇ…?」

そして蓮の表情を見て、キョーコはピキンと固まった。
そこにはキョーコの苦手とする夜の帝王が舌舐めずりをして微笑んでいたのだ。

「えっと…あ、あの…」

ダラダラと冷や汗を流して、抵抗しようと思っても、ソファに押し倒されたこの状況で逃げる事は叶わない。

「どんなお仕置きも、覚悟…出来てるんだ?」

言質を取るため、再び発せられた問いかけに、キョーコは迫力負けしてうっかり頷いた。

「は、はひ…」

キョーコの返事を聞いて嬉しそうに微笑んだ帝王は、そのキョーコの耳元に囁いた。

「じゃあ、最上さんの全てを俺に頂戴。」

「…え?」

キョーコは蓮の言葉の意味が分からず、固まった。

「全てって…」

「心も身体も人生も、これからの最上さんのプライベートの時間全部。」

キョーコは目を見開いた。そして顔を真っ青にしてすぐにガタガタと震えだした。

「そ、それは…一生かけて私をイジメ抜くとかそう言う…」

「違うから。」

何か勘違いしているキョーコをバッサリと否定した蓮は、恋愛曲解思考のキョーコにはこれでは何も伝わらないかとため息を吐き出して、改めて言い直した。

「君には、嘘のない本当の気持ちを言葉にしないと伝わらない事はわかってる。だからちゃんと言うよ。だから君にはその気持ちをしっかり受け止めて考えて欲しい。」

「え?」

「俺は、君が…最上キョーコさんのことがどうしようもないくらい好きだ。もう君以外に人生のパートナーは考えられない。君と一緒に人生を歩みたい。君の隣で君と一緒に笑いあって生きていきたい。君の隣に立つ男が自分以外のやつだなんて許せない。君の声で起きて、君のご飯を食べて、君と俺の子供と楽しい家庭を築きたい。」

「な…え、えええぇ?!」

「これが俺の真剣な気持ち。だから最上さんの心も身体も人生も欲しいって言ったのはつまり、君のこれからの人生で隣に立つ男としての権利が欲しいってこと。」

「な、そ、え、えええー?!」

蓮の気持ちを知ってキョーコは混乱した。
まさか蓮が自分を思ってるなんてそんなことあるわけないと思い、蓮の言葉を何とかして曲解しようとするが、それでもどう考えても、捻じ曲げようがなかった。
言葉だけではない。蓮の目がそれほど真剣だったからだ。
そして見つけてしまったのだ。蓮の真剣な目の奥に揺れる不安な心。カインの時に見た弱い心がチラチラと垣間見えている。

キョーコは胸が熱くなった。キョーコ以外に人生のパートナーは考えられないと言った。隣に立つ権利が欲しいと懇願してくれた。
キョーコもその気持ちに応えるため、地獄の底まで持って行くつもりだった己の想いの蓋に手をかける。

「敦賀さん…。」

そうして、キョーコは蓮も完璧に見えるけど完璧ではない一人の人間なのだと認識した。

そっと手を伸ばし、蓮の頰に手を伸ばす。
そしてその目をしっかりと覗き込み、蓮の瞳の奥で揺れる不安気な一人の男に向かって返事を返した。

「私も貴方が好きです。どんな貴方も大好きです。」

蓮は目を見開いた。言われた言葉に胸が熱くなる。

「最上さん…!」

そして想いが重なった蓮とキョーコは抱き合うと、どちらからともなく再び唇を重ねた。

まだ恋愛初心者のキョーコのために、蓮はキスだけにとどめる。

「これから先はゆっくり時間をかけて、君の全てをもらうから覚悟してね。」

「…はい!望むところです!」

少しずれたキョーコの返答に苦笑して、蓮はキョーコと気持ちが結ばれたその嬉しさの余韻に身を任せて再びキョーコを抱えて目を閉じた。

それから少し遅くなったがキョーコの下宿先へ車で送り、車から降ろす前にももう一度キスを交わす。

「おやすみ。最上さん。」

「おやすみなさい。敦賀さん。」

可愛く頬を染めて笑うキョーコを見て、やっぱり家に泊めればよかったと胸の内で独りごちながら、名残惜しくも別れて帰路につく。

部屋に戻りソファに綺麗に畳んで置かれたタオルケットが残されていて、蓮はそれを持って己の寝室に入った。
キョーコと思いが通じ合っていることがわかって気持ちが高ぶった蓮は寝ることが出来ずに何度も寝返りを打つ。

「あー。駄目だ。全然眠れる気がしない…。」

枕元に置いたタオルケットを抱きしめてやはり最上さんを帰すんじゃなかったなんて思う 蓮はやはり重度の恋愛音痴なのだろう。
結局キョーコも同じように眠れぬ夜を過ごしたようで、こんな二人が一緒に暮らし始めるまでにはそんなに時間はかからないかもしれない。

不意打ちのキスで繋がった二人の恋心。
お互いに恋愛音痴で不器用な二人。
プロポーズ紛いだった蓮の言葉にキョーコが気づくのはまだもう少し先なのかもしれない。


END

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アレはあの人で私じゃないの!

アレはあの人で私じゃないの!


キョーコと奏江はラブミー部の雑用でファンレターの入った段ボールをそれぞれ二箱ずつ抱えて、階段を昇っていた。

「全く…。いつまでこんなこと続けなきゃいけないのかしら…。アンタも私も、今やドラマでレギュラーまでやってるのに!」

「こればっかりは文句言っても仕方ないわよ、モー子さん。とにかくポイントのために頑張りましょう!」

そんな文句を言いながらもキッチリと与えられた仕事を熟すのは、そういう性分だからだ。

「それより、私はこの後が楽しみなんだ〜。だって今日はモー子さんとぉ〜初めてのぉ〜」

「あんた、浮かれるのはいいけど前見て歩きなさ…って!キョーコ!!!!」

「キャァァァ!!」

浮かれていたキョーコがウッカリと足を踏み外して後ろにぐらりと身体を傾けた。
奏江は咄嗟にファンレターの箱を脇に放り出して、キョーコの身体を掴むが、間にあわずキョーコと共に階段から落下する。

流石にヤバイと衝撃に備え、ギュッと目を瞑り、とにかく守らなければとキョーコの頭を抱きしめた瞬間、予想よりも早く衝撃が来た。

ーーガッッッツン。

ーーー……ッいっっったぁぁぁぁぁあアアアア!!

硬いものにおでこがぶつかって、ドサリと倒れた己の体。
人を抱えて倒れた為か、全身を強打した衝撃で暫く動くことができなかった。

「ごめんなさい!!モー子さん!!モー…え?!つ、敦賀さん!!なんで敦賀さんが!!敦賀さんも大丈夫ですか?!」

ーーーえ?嘘…敦賀さん…?一体どこに…

キョーコの叫び声に、奏江はウッと呻きながら目を開けた。
おでこの痛みが半端ないため、目を開けるのも困難だった。

「ごめんなさい!!私のせいで…大丈夫ですか?!」

「った…うっ…。」

何とか開いた目の前には涙を目にいっぱい溜めて青い顔をしているキョーコが心配そうに覗き込んでいた。
キョーコの怪我のない様子を見て、奏江はホッと胸をなで下ろす。

「良かっ、た…無事…で…。」

痛む身体に鞭を打って何とか起き上がり周りを伺うが、キョーコが呼んでいた敦賀さんらしい人の姿が見当たらない。
すると、身体の上で誰かが動く気配がしたので、驚いてそちらに目をやった。
いつの間にキョーコ以外の人が巻き込まれていたのだろうか?

「うっ…く…」

「あぁぁ!!モー子さぁぁぁん!良かったよぉぉぉぉ!!」

一瞬、キョーコは何を言ってるのかと奏江は本気で思った。
何故なら、こちらを見ずに別の方を見ながら奏江に対して呼びかけているのだ。
長い黒髪の女性がムクリと己の身体の上で起き上がり、ゆっくりとその顔を上げた。

そしてその女性と目が合った瞬間、互いに信じられないものを見たというように眼を見開いて固まった。

「「………え?」」

それは、とても奇妙な感覚だった。
鏡が目の前にあるという条件以外で、自分自身と目が合うということが現実で起こり得るのだろうか?

しかも鏡を見ているのであれば、自分と同じ動きをするはずなのに、明らかに違う動きをしているのだ。
まるで、誰かが別の意思で目の前にいる自分を操っているかのようだ。
いや、夢か幻覚かなにかだろうか?それとも何かのドッキリ?

何が何だか分からずに、奏江が混乱している間に、キョーコは泣きながら自分ではない方の奏江の身体に抱き付いていた。

「うわーーーん!!モー子さぁぁん!!無事で良かったよぉぉぉぉ!!」

自分と同じく戸惑っている様子の己の身体が、勝手に動いて抱き着いてきたキョーコの背中を戸惑いがちにポンポンと叩いていた。

まだ事態が飲み込めていないところへさらに第三者から声が掛かった。

「蓮!!大丈夫か?!」

青い顔をした人気俳優敦賀蓮の敏腕マネージャー、社だ。

社に手を取られ、助け起こされようとするが、身体が痛くて思うようにいかない。

「あ、あり、がと…ございま…」

「琴南さんも、キョーコちゃんも、大丈夫?二人とも立てる?」

先程から訳がわからない。
何故、己に呼び掛けているはずなのにその度に、頭を背けられるのだろうか?

それに、先程からキョーコも社も、敦賀さんがどこにいるというのか?

「はい!敦賀さんと、琴南さんに助けて頂いたおかげで私は何ともありません。でもお二人を巻き込む形になってしまって本当に申し訳…」

ーーーまるで、私が…私、が…?!ま、まさか!!

奏江がハッとして漸く一つの考えに行き着いた所で、奏江は社に腕を担がれ、立ち上がらされていた。

よろめきながら、壁を支えにした己の手を見る。
ゴツゴツした長い指…。

続いて立ち上がった目の前にいる己の頭とキョーコの頭の位置がいつもの視界より下にあり、見える景色も明らかにいつもと違う。

ーーーちょっと…ちょっと待って?!もしかして、これ、敦賀さんの目線?!だとしたら私が敦賀さんになってんじゃないの?!

慌てて、目の前にいる己を確認すると、キョーコに支えられて立ち上がったところだった。密着した身体、キョーコとの顔の近さに頰を染めている様子のラブミーツナギの奏江の姿を確かに見た。

ーーーってことは…アレ…中身は、あの人なんじゃ…!!

奏江を支えたまま、只管謝り続けるキョーコとそれに対する社は大丈夫だよ。蓮は頑丈だから。と何事にも気付かない様子で会話をかわしている。

漸く事態が飲み込めた奏江だったが、それを明らかにする前に社にせっつかれた。

「さぁ蓮!歩けるか?お前のことだから、病院よりも仕事って言うんだろうが、流石に病院に行くか?」

「いえ…あの…。」

慌てて自分は蓮じゃないと伝えなければと思ったが、言葉が見つからない内に、分かってるというように社から背中を叩かれた。

「あぁ、全く、流石だよなお前。こんな時でも仕事最優先なんだもんな!でも撮影の合間に念のため病院で検査受けるからな!キョーコちゃんと琴南さんも念のため病院行って診てもらって。ごめんね。あんまり構ってられなくて…じゃあ、俺たちは行くから。」

そういって、キョーコと自分の身体から引き離されそうになって、奏江は慌てて抵抗しようとした。

「…え?や、ちょ…」

「蓮、気持ちはわかるが、流石に片付けを手伝ってる暇はない。次の現場に行かないと…」

思ったよりも強引な社の腕の力に引き戻される。
鍛えているとはいえ、全身強打した身体は力が全然でなかった。

ーーーえええええ?!嘘でしょ!ど、どうすんのよこれぇぇぇ!!

奏江はドナドナよろしく、キョーコと己の身体に入っているのであろう蓮を残して、その場を去ることになってしまったのだった。

それからは怒涛の時間が過ぎた。
分刻みでスケジュールが入っているという噂は伊達ではなく、本当にこれは人一人の仕事なのかと思うほど色々な仕事が次々に舞い込んで、気が付けば22時を回っていた。

思いもよらず売れっ子の仕事を熟すことになった奏江は悪い気がしていなかった。

ーーーコレ、ある意味凄い経験なんじゃないかしら。

役者の仕事が何より大好きで、大好きで一日中お芝居をしていたいと思う奏江にとってまさに夢のような1日だった。
まだまだ天辺越えまで撮影は残っているのだが、本当にドキドキワクワクしてしまうのが抑えられない。

このまま蓮の身体を乗っ取れないかしら…とまで思ってしまう。

高揚した気持ちのまま、あの子は今頃、どうしてるかしらね?なんて何気なく考えた奏江は、一気に青ざめた。

ーーーウソ!!しまったわ!!今頃あの子…!!!!

奏江は今日のキョーコとのスケジュールを思い出して、居てもたってもいられなくなった。
慌てて蓮の携帯を取り出し、人の携帯を勝手にみたらいけないとかそんなことを言ってる場合ではない!と慌てて着信履歴を探す。

ーーーあった!!

すぐに見つけた『最上さん』の文字を迷わずクリックして電話をかける。

ーーー出て!出るのよ!!出なさい!!キョーコ!!

電話を掛けながら、奏江の脳裏には嬉しそうな今朝のキョーコの言葉が蘇る。

『うふふ。今日は大将がモー子さんのために腕をふるってくれるって!女将さんの許可も降りたし、泊まっていいからね。あー楽しみ〜。モー子さんと一緒にお風呂に入って、一緒の布団で眠れる日が来るなんてぇ〜!!』

友人との裸の付き合いに憧れがあったのだと話していたキョーコの嬉しそうな笑顔。

ーーー…もう、一緒に入ったとか言わないわよね!!ちょっとぉ私の身体を勝手につかってそんなことしたら流石に許さないわよ!敦賀蓮!!

そうして、長いコール音の後、漸く電話が繋がった。
ホッとして奏江は蓮の声で口を開く。

「良かった!!キョーコッ!!実は…」

その瞬間、相手が一言も発しないまま何故か突然プツリと一方的に切られてしまった電話。

「は?!ちょ、何!!」

慌てて掛け直すも、その後は電源が入っていないため掛かりませんというアナウンスしかならなかった。

ーーーなんなのよ!!どうなってるってのよぉぉぉ!!教えなさいよ!!キョーコぉぉぉ!!

キョーコと己の身体をつかった蓮がどんな状況になっているのか考えるのも恐ろしくて、奏江はその後ずっと悶々としてしまうのだった。


END

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*****

A→蓮様視点で奏江の完璧演技でキョーコちゃんとのイチャイチャライフ完全満喫「うふふー!モー子さんつーかまーえた!」

B→蓮様視点で奏江になってキョーコちゃんの恋愛相談。「もしかして、お…つ、敦賀さんが、好き、なの…?」「お、お、お、お風呂は…流石に…」

C→キョーコちゃん視点で奏江LOVE全開で蓮様と気付かず積極的に迫って、甘えて…「ね?モー子さん…約束、したでしょ?」

なんてね☆
某様企画の選択肢楽しそうだったなーと思いつつ、参加できなかったので、気分だけでも(笑)

あ、この選択肢は冗談なので、勿論続きません!笑


いつもと違う感じの設定で書きたいなーと思っていたところで突然思いついた奏江視点。
元々このお話は蓮様視点で考えてたのですが、奏江視点の方が面白いのでは?!と思ってこんなお話に( *´艸`)

蓮様視点だったら風月のいつものお約束パターンになりそうだったので、こんなのもたまにはありですよね〜♪うふふ♡
まぁ、かなり、短めだったのでただのネタのような感じになってしまいましたが、短編のつもりで書きました!

同時刻のキョーコちゃんor蓮様視点はご想像(脳内妄想)でご自由にお楽しみいただければ、嬉しく思います♪

みなさんがこの話で、どんな同時刻妄想を浮かべるのか…知りたい〜!!
もし、思いつくものがあったら是非教えてくださいね♡

いやはや、かなり短い時間で一気に書いたので、拙い文かもですが、吐き出せて満足です。

お粗末様でございました!
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