アレはアイツで私じゃないの!前編

2016年06月21日23:43  短編(原作寄り)/スキビ!

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久々に通常記事で更新しようと思ったら何か変なブツが出来てしまいました…(汗)

中途半端なラストですが…これはこれで…?いやいや…(笑)

設定は中々だと思うんですけどねー!途中からなんかちょっと予定が狂ってしまった感じです。


*****


アレはアイツで私じゃないの!


「おい!キョーコ!!話くらい聞けよ!」

「私はあんたと話すことなんてないわよ!離してくれない?私、今急いでるの!」

「ちっ。せっかくこの俺が時間作って…っておい!危ね…!」

「え…?きゃぁぁぁ!!」

「くっそ!キョーコ!!」

ーーーズドドドドドドドドド

「ってててて。おい、キョーコ、怪我ねー…か…?!」

「いったぁ…もう、あんたが変なところで捕まえるから階段落ちちゃったじゃな…へ?!」

2人は数秒ほど互いに見つめあった。

「おまっ…!キョーコか?!」

「しょ、ショータロー…?」

呆然と相手の名前をつぶやき、互いに信じられないものを見る目で見つめ合い、青ざめて震えだした。


「え?!嘘だろ?ってことは…」

「ええぇ?!じゃ、もしかして私…?」


「「あんたに(お前に)なっちゃったの(か)?!」」


「「………」」

「嘘でしょー!!!!!」

ショータローの声で大絶叫が響いた。

「ちょ、どうすんだよ。これ…」

キョーコが青ざめた顔で問いかければ…

「知らないわよ!!どうしたらいいのよ?!」

ショータローも真っ青な顔で答えた。


そう、2人の身体は何故か、入れ替わってしまったのである。

互いに何も言葉を発せず固まっていたところで、複数の人の気配があった。

「誰か来た!!」

「っち。こっちこい!」

キョーコがショータローの腕を掴んで立たせると、階段横の物置に移動した。

人がいなくなったので、ほっと息を吐くと、「ちょっと!いつまで掴んでるのよ!」と言いながら、ショータローがキョーコの手を振りほどいた。

「こうなったら…あんたが私を演じて、私があんたを演じるしかないわ!!」

「はぁ?俺は歌手だぞ?そんな芸当できるかよ?!」

「出来る出来ないじゃなくて、やるしかないのよ!まず、私の身体でその言葉遣いやめてよね!!」

「お前こそ、俺の身体でその言葉遣いやめろ!!気色悪ぃ。」

「とりあえず今日のあんたのスケジュールを教えなさいよ!」

「は?んなもん、ショーコさんに聞けよ。」

「あんた、祥子さんに頼りっきりなわけ?!はぁぁ。もう、こーなったら携帯で連絡取り合うしかないわね。いい?私の今日のスケジュールは…」

ショータローはキョーコに、タレント京子のスケジュールを伝えた。


「ぜっっったいに、問題起こさないでちょうだいよ!!バレたら承知しないんだからっ!」

「だから、おめーも、その言葉遣いやめろっつってんだろうが!!」

グルルルと暫し睨み合っていると第三者から声がかかった。

「やっと見つけた!!もー!!ショー!!心配するじゃない!!あら、キョーコちゃんもいたのね。こんにちは。」

「「………」」

二人して固まっていると、祥子がやれやれと首を振った。

「あなたまたキョーコちゃんに絡んでたの?ごめんなさいね。キョーコちゃん。」

ショータローのマネージャーである祥子からのお詫びの言葉に思わずショータローが反応してしまった。

「え、あ、いえ…このバカ…じゃ、なかった、ぇえっと…」

「……ショー?」

ダラダラと冷や汗をかくショータローをキョーコがジト目でガラ悪くプレッシャーをかけるように睨んでいるので、ショータローの頰が思わず引き攣る。
その顔を祥子が訝しげに覗き込んだ。
ショータローはそのことに気づいてハッとしてぎこちない笑顔を浮かべ頭を掻きながら答えた。

「わ、わりぃ!祥子さん。ちょーっとこいつ見つけてよぉ。ついつい話し込んじまったんだよ〜。な、ナァー?キョーコ。」

「あ?あぁ…えぇ。そうなんですノヨ。」

ーーーひー!!どうかばれませんようにぃぃ!!

自分のぎこちなさとキョーコの固い声を聞いて、ショータローが心の中で祈った瞬間、今1番聞きたくなかった声がかかった。

「…あれ?最上さん?」

ショータローの背後から突然、聞き覚えのある声が聞こえ、ショータローはギクリと肩を揺らし、恐る恐るゆっくりと振り返った。
するとそこには長身の美丈夫が立っていた。

「つ、敦賀s…ッ!!」

いつものように呼び掛けようとして、慌てて語尾を飲み込み、口を噤む。

ーーーあ、危ない危ない!ボロが出るところだったわ!!敦賀さんにはこんな奴と体が入れ替わったなんて絶対知られたくない!!出来ればこんな時に会いたくなかったのに、どーしてここで会っちゃうのよぉ!!

そんな風に蒼ざめていたショータローだったが、蓮はそんなショータローの脇をスッと素通りして、キョーコの前に立った。
その行動にショータローは唖然として目を見開いた。

「…へ?」

ーーーえ?あれ?無視…された…?

「最上さん、この後確か16時からTBMじゃなかった?こんな所で油売ってて大丈夫なの?」

当然のように尋ねる蓮の言葉を、キョーコはツーンと無視した。

ーーーそっか…今、私の姿ショータローだから…。………って!!私の身体に入ってるアイツ、敦賀さんを相手に生意気にも何無視してるのよぉ?!

ショータローはキョーコの行動にあんぐりと口を開いて青ざめた。

「?最上さん…?」

「お、オイッ!!キョーコ!!」

ーーー敦賀さんが気にかけてくれてるのに、何なのよその態度はぁぁぁぁ!!

反応しないキョーコに怒りが湧き上がり、ショータローがキョーコの名を呼び近付こうとした。

しかし、一歩踏み出したその瞬間、心を凍りつかせるような冷たい視線が蓮からショータローにピシィと向けられ、ショータローは喉元に氷でできた刃物を突きつけられた気がして驚き固まり立ち竦んだ。

そこへ蓮を追いかけて社が息を切らせ割り込んだ。

「蓮!!お前足早すぎ…って、キョーコちゃん…と不破、君?!」

蓮の大魔王を呼び覚ます最悪の組み合わせを目にして、社はそれで蓮が慌てて先に行ったのかと納得しつつも、内心はハラハラだ。

蓮は先ほど一瞬だけショータローに対して睨みを利かせていた顔へ似非紳士笑顔をこれ見よがしに貼り付けて、穏やかに声をかけた。

「やぁ、不破君。君もいたんだ。悪いね。最上さん、今日は少し調子悪いみたいだからこれで…」

蓮の手がキョーコの肩を抱くように腕を回した瞬間、キョーコが蓮の手をパシンと勢いよく払いおとし、ボソッと呟いた。

「ウザっ…」

キョーコの口から発せられた言葉に、その場の空気がビシッと凍った。

ーーー……ッ?!ちょ、ちょっとお!!敦賀さんがせっかく気にかけてくれてるのに、何なのよ!!その態度はぁぁぁぁ!!

一瞬、誰が何に向かって行ったのかわからなかったに違いない。
蓮は困惑しながら身を屈め、キョーコを覗き込もうとした。

「……え?もが…」

そんな蓮に、キョーコは正面から睨みつけた。

「聞こえなかったですか?ウザいって言ったんです。もう私に二度と構わないでもらえません?」

ふふんと勝ち誇ったように笑うキョーコ以外は、その場に皆ピシリと凍りついたようにかたまっていた。

ーーー?!?!?!馬鹿ショーーーーー!!!アンタ、敦賀さんに私の声使って何てこと言うのよぉぉぉぉ!!!!

キョーコは心の中で大絶叫だったのだが、あまりのことに口がパクパク動くだけで声が出なくなってしまった。

その場のただならぬ空気に耐えられなくなった祥子がショータローにこっそり耳打ちした。

「ショー…本当に時間ないの。もう行きましょう!」

「え?!いや…それは…」

問答無用とばかりに、ガシリとショータローの腕をその豊満な胸に抱え込んだ祥子は、三人に引きつり笑顔で声をかけた。

「ごめんなさいね。じゃあ、キョーコちゃん、敦賀さん、私たちはこれでっ!!」

「祥子さん、ちょ、ちがっ、まっ……ッ!!クッ…覚悟しやがれぇぇぇぇぇ!!!」

そそくさとその場から離れようとする祥子に半ば引き摺られるような格好になりながら、ショータローは泣く泣くその場を辞すことになってしまったのだった。


(続く…のか?笑)

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*****


とりあえず、触りだけ?

だいぶ前に途中まで書いてた話を発掘して書き足してみたものの…。
なんだろうこれ…こっからどうする気なんだろう?
本当はショータローだと知らずに、キョーコちゃんにガンガン迫る蓮様にショータローがうっかり惚れそうになる展開に持って行きたかったんだけど…ここからどうやったらそんな展開に?と疑問しかない(笑)

ということで中途半端でごめんなさい!!

続き…浮かんだら書くつもりだけどこのままお蔵入りになりそうな予感がひしひしと…!
誰か上記↑のような展開で、ショータローに『キョーコが蓮に惹かれるのは仕方がない』と納得させるお話で続き書いてくださーい!!
…もしも、そんな勇者がいらっしゃれば…なんて人任せにしてみる(笑)

ってかこんな話はありなのか甚だ疑問ですよね(笑)


うーむ。何だかまともな話をここ最近書いてない気がするのは気のせいかなぁ?
…いや、気のせいじゃないですね(笑)
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