海、山、温泉!

2016年07月05日12:11  短編(原作寄り)/スキビ!

海、山、温泉!


「えええぇ?!私が…こここここ恋人役…ですか?!」

ロケで訪れた土地で、ヒロイン役の女優が向かう途中事故に巻き込まれ、その撮影現場に偶然居合わせたキョーコに白羽の矢が立った。

「むむむむ無理です!!それに私には、代マネの仕事が…無理無理絶対に無…」

「君は、そんなこと言って、折角のこのチャンスをミスミス逃す気なのか?」

キョーコが必死で拒否していると、やれやれと呆れ顏で蓮が声をかけてきた。

「つ、敦賀さん!!だって私が相手役だなんて、敦賀さんの相手として絶対に釣り合わな…。」

「ストップ。最上さん、君は一流の役者になりたいんだろう?」

「うっ…は、はい。」

「だったら、どんな役だってやりこなさなきゃだめだろう?」

「そ、それは…そう…なんですけど…」

今回キョーコは、代マネを依頼され社の代わりに蓮に付き添ってロケの現場にきていた。
このロケでは特に代マネとして大きな仕事も無いため、このロケとキョーコのオフが被っていることを知った社が、事務仕事が溜まっていることを理由にキョーコに代マネを依頼していたのだ。
キョーコにとっては演技の勉強になるし、片想いの相手である蓮と旅行気分が味わえるしで、一石二鳥も三鳥も美味しい話だったので飛びついただけなのに、こんな話になるなんて思ってもみなかった。

CMの内容を知らなければ、チャンスとばかりに受けていただろうが、キョーコは来る前にチェックしていた絵コンテを思い浮かべて真っ赤になって必死で拒否していたのだ。

海、山、温泉と二泊三日のロケは、それぞれキスシーンが予定されていた。
1日目の海では、海で戯れ夕日をバックにキスシーン。そして夜は温泉で花火を見ながら縁側でキスシーン。
2日目の山では、山頂でキスシーン。

夏のデート特集の旅館の宣伝CMなのだ。

撮影時に実際にキスはしないことになってるようだが、端から見てそう見えるように撮るのだから、蓮の顔がすぐ近くに迫ることは目に見えている。
それを想像しただけで憤死しそうになってしまうのだ。

「で、でも、私には心の準備が…!」

「そんなこと言ってても時間は待ってくれないだろう?今から他の女優の手配もできないんだ。」

「う…それは、そうですけど…。」

「それともそんなに嫌?俺とのキスシーンは…ちょっと傷つくな…」

「な?!ち、違っ!!い、嫌なわけ無いじゃ無いですか!!そんなこと、絶対にありえません!!!!」

「…え?」

蓮は自分で振っておきながら、キョーコの返答に驚いて目を見開いた。

「つ、敦賀さんとのキスが嫌だなんて思うはず無いじゃ無いですか!!ただキ、キスシーンなんて初めてなので恥ずかしいというか…なんというか…」

「そう…。」

蓮はキョーコからプイッと顔を逸らして、赤くなった顔を手の甲で隠した。
真っ赤な顔で必死に答えるキョーコが可愛くて、嫌じゃ無いという言葉が思いの外嬉しくて、蓮は抱き締めそうになる自分を必死に止めた。

そんな二人を見ていた監督は二人の様子に何かを感じたのか、おや?と目を見張って二人を見比べ、何やらウンウンと頷いて納得すると、スタッフに指示を出しスタッフもバタバタと動き始めた。

「え?監督?」

蓮が驚いて監督に問いかければ、キョーコもその様子に気付いた。

手際の良いお姉さんによってバストウエストヒップを図られたキョーコは戸惑う。

「へ?あ、あの?」

「京子さんのサイズに合う水着が必要だろう?」

「で、でも私、やるなんて一言も…」

「大丈夫大丈夫!俺の目に狂いは無い!!ばっちりお似合いの二人に撮ってあげるから…ね?それに、初々しい絵が撮れそうだ。ね?敦賀君。」

蓮に向かってウインクした監督に、蓮は自分の気持ちが悟られたことを知って苦笑した。

「…お手柔らかにお願いします。」

「つ、敦賀さんまでぇぇぇ!!」

「さ、京子ちゃん、あっちで着替えちゃいましょー!」

「いーーーーやーーーー!!」

ドナドナよろしく連れて行かれたキョーコを見送り、蓮は監督に期待してるよ。と肩をポンと叩かれ、気合を入れ直すのだった。


パレオを巻いたビキニ姿のキョーコを見たとき、蓮は眩しくて眩暈を覚えた。

まずは絵コンテ通りの二人を撮り、その後自然な二人が撮りたいから二人で自由に遊んでくれと指示を出す。

蓮が少年のような顔で挑発的に笑い海に走ったので、キョーコも役者魂に火がついて蓮を追いかけた。
子供に戻ったように海の中で水を掛け合いハシャギ合うと、小道具として浮き輪を投げ入れられたのでキョーコが浮き輪の中に入ってる間に、蓮の姿がなくなっていて、キョーコは慌てて蓮を探した。
すると、キョーコの目の前にザバァと水飛沫を纏い、蓮が飛び出してきた。

それに驚き、クスクス笑うキョーコを見て、蓮は優しく笑うとそのキョーコの浮き輪に捕まり波間を二人で漂うよう。

海の中のシーンはOKが出たので続いて浜辺でのシーンも絵コンテから取ることになった。

先ほどの間に書き直されたのか少し訂正されたその絵コンテは、一つのカキ氷を二人で分けあい、そしてその後、浜辺で寝転がって休憩している蓮の横に寄り添うようにキョーコも寝転がり、蓮に抱き寄せられるというシーンだった。

一つのストローを使って二人で一つのカキ氷を食べるのはキョーコにとってとても勇気がいることだったが、蓮が嫌な顔などせず、むしろ嬉しそうに食べるので、段々とキョーコの気持ちもほぐれていった。
本当の恋人同士のようなそんな錯覚さえ持ち始めていた。

そして浜辺のシートの上で寝転がるシーンの撮影で、事件が起こった。
キョーコがそっと蓮の胸板に手を添えたとき、蓮の心臓の音が自分よりも速くなっていることに気付いた。
不思議に思って見上げたキョーコの視界一杯に蓮の熱い眼差しが映しだされ、キョーコの時が止まった。

徐々に近付く唇に見惚れ、キョーコも気付けば目を閉じていた。
押し倒された状態で深まるキスに酔わされて、キョーコの腕は蓮の首に回し、撮影をしていることなどすっかり忘れそのキスに夢中になっていた。
それは蓮も同じだったようで、濃厚過ぎるキスにスタッフ全員が真っ赤になり、監督も固まって生唾を飲んで見守っていたのだが、首筋に蓮のキスが下がってきたとき、流石の監督も止めに入った。

「ちょ!カーット!!そこまで!!」

その言葉に、二人はハッとして慌てて真っ赤になって離れた。

「あ、ご、ごめんっ!!」

「いいいいいえ!こちらこそ!!」

「いやぁ!…うん。二人とも流石だね!!良かったんだけど、でも、ちょっと濃厚すぎて今度はキスなしでこのシーンお願いできるかな?」

「は、はい!!すみません。」

「いやいや、こっちこそ途中で止めてごめんね。」

「いいいえ。そんな!ぜぜぜぜぜ全然!!」

その後、蓮もキョーコも何処かぎこちなく、先ほどのような自然な演技が出来なくなったため、少し休憩を挟むことになった。


スタッフから離れ、着替え兼楽屋として借りている部屋でキョーコは蓮に向かって頭を深々と下げていた。

「本っ当に申し訳ありません!!」

「いや、最上さんは悪くないから…あれは俺が…」

「いえ!!おこがましくも、私なんぞが敦賀さんの恋人だと自己催眠にかけてしまった結果だと…。」

「いや、それは俺だって。俺も最上さんと気持ちが通じ合ってる気がして…最上さんが可愛かったからつい…。押し倒してしまったんだ。」

「おおお押し倒ッ?!もうっ!どうして敦賀さんはそう毎回毎回、そんな如何わしい言い回しを…」

キョーコが真っ赤な顔で怒っていると、蓮が真剣な顔でジッとキョーコを見つめた。
先ほどのキスされる直前に見た表情だったので、キョーコは再び固まり、目を見開いた。
蓮はカチンコチンに固まったキョーコを見て、視線を一度逸らすと、グッと言葉を噛みしめるようにして、胸が痛くなるほど切ない視線で縋る様にキョーコを見つめた。

「最上さん。これだけはわかって欲しい。さっきのキスは、噓偽りのない俺の君への気持ちだ。」

「………ぇ…?」

キョーコは驚いて目を見開いた。
日焼けしたのか、はたまた恥ずかしがってるのか判断は難しいが、蓮の首や耳や頬が赤く染まっていた。
キョーコは信じられないセリフに驚いて頭の中での処理が追いつかず、鸚鵡返ししていた。

「敦賀さんの…気持ち…?」

「そう。最上さんが本当に俺の彼女だったら…って、今回のテーマを知ったときも君を恋人役の女優に重ねて演じるつもりだった。嘉月の時も、君がいてくれたから俺は嘘のない演技が出来るようになって、あの窮地を乗り越えることが出来た。」

「ウ…ソ…。」

「だから、さっきのは君が俺の相手役になったことで舞い上がってしまった俺のせい。君と相思相愛の恋人同士になれたって錯覚した俺は我慢が出来なくなった。君の気持ちなど考えもせずに自分勝手にキスをしたんだ。だから君が謝る必要はどこにもない。俺のせいだ。本当にごめん。」

「そんな…自分勝手だなんて、そんなこと…。」

「でも、演技だからキスをしたわけじゃない。本当にあの時は演技をしてる自覚がなかった。カメラも監督も仕事さえも忘れて、君のことしか頭の中になかったんだ。自分が何をしてるのかさえ、わからなかった。君が隣にいるというその事実に浮かれていたんだ。役者として失格だ。」

「敦賀さん…。」

キョーコは、蓮の気持ちを知って胸が熱くなった。
演技や仕事に対する蓮の並々ならぬ情熱を知っているからこそ、その仕事を忘れてキョーコのことしか考えられなかったとの言葉が信じられなかったが、もしそれが本当なら、そして先ほどの話も全て本当なら、あのダークムーンの嘉月役で演技に行き詰まった時、坊として相談にのった時に話に出てきた4つ年下の高校生の好きな女の子は自分ということになるのだろうか…?

キョーコが何と声をかけていいのかわからず答えに詰まっていると、蓮は寂しそうにくすりと笑った。

「わかってる。君がラブミー部で愛とか恋とか拒否してるってこと。だから今すぐ答えを出して欲しいわけじゃない。ただ知っておいて欲しかった。俺の噓偽りのない君への想いを。」

ーーートクン。

キョーコの心臓が甘く音を立てた。

「俺も勝手なんだ。自分自身に幸せになる資格なんてないなんて思っておきながら、君への想いを止められないでいる。こんな仕事の場で仕事を忘れてしまうくらい、君に焦がれてる自分がいる。本当に困らせてごめん。でも出来ればこのロケの間だけは、俺の恋人になってくれないか?その…ラブミー部の君には難しい注文かも知れないけど…だけど…」

ーーボスン

キョーコは蓮の胸に飛び込んでいた。
真っ赤になってしまった顔を恥ずかしくて蓮に見せられない。

「も、最上さん?!」

慌てた蓮の声に、ハッと自分が自ら抱きついてしまったことに気付いた。
それでも、離れることはできなくて、そのままの体勢で蓮に問う。

「私で、良いんですか?」

「最上さん…?」

「本当の本当に私で良いんですか?!」

キョーコの問いかけに、蓮はそっとキョーコの身体を抱き締めて、フワッと笑った。

「勿論。だって俺は、君が良いんだ。」

キョーコはドキドキしながらもギュッと蓮にしがみついた。

「…じゃあ、なってあげます。このロケの間だけは敦賀さんの恋人に…。」

少し上から目線になってしまったのは、照れ隠しだ。
蓮が驚いて息を飲む気配があった。

「…本当に?」

「本当の本当です。」

「やった!!ありがとう!!最上さんっ!!」

「きゃ!つ、敦賀さん…苦しいです。」

「あ、あぁゴメンね。つい。」

蓮が強く抱き締めていた腕の拘束を解いた。

「じゃあ、君がロケ終わっても俺の恋人のままでいたいって思ってくれるように、全力でやるから。遠慮はしないよ。」

「…望むところです!」

「くす。じゃあ行こうか。」

蓮は嬉しそうに笑うとスッと片手を差し出した。
キョーコはソッと頬を染めてその手に己の手を重ねる。

「はいッ!!」

二人は仲良く手を繋いで現場へと再び足を向けた。


その後の二人の撮影は、今までの二人が嘘のようにスムーズに進んだ。
息の合った二人は本物の恋人同士のようだった。

寝そべる蓮の横に寝転がったキョーコ。
空に手を翳した蓮の手にキョーコが手を伸ばして互いの手の大きさを比べ合い、目を合わせて笑ってはしゃぐ。
キョーコの額にキスをしてキョーコが蓮の頬にキスを返してまた照れたようにクスクス笑う。

夕日をバックにしたキスも一発OKで、現場は温泉旅館に移るが、その移動中も、二人はバスの中で仲良く手を繋いだまま、お互いに額を寄せ合って囁きあうとクスクスと楽しそうに笑っていた。
旅館での撮影も絵コンテ通りと自然な姿を両方撮ったがNGが一度も出ることなく、カメラアングルの調整だけでスムーズに終わり、監督も良い絵が撮れたと満足そうだった。

自由行動となり、それぞれ温泉へ浸かりお腹も満たしたところで、蓮は浴衣姿のキョーコを誘い、夜の散歩に出掛けた。

明日の撮影で使う山の中を腕を絡めて歩きながら本日の撮影の時のことを楽しそうに話し始めた。

「正直、驚いたよ。君があそこまでやってくれるなんて。」

打ち合わせの時、本当は夕日をバックにした砂浜でのキスも縁側でのキスもする振りでいいと言われていた。

引きで撮るため実際にキスしなくても顔と顔が近づくだけでそう言う風に撮ることができるので良かったのだ。
だけど目を閉じてほんのり頬を染めたキョーコを目の前にして蓮は我慢できるはずがなかった。
突き飛ばされることを覚悟して重ねた唇は拒まれることがなく受け入れられ、蓮は演技としてだったとしても嬉しくて仕方がなかった。

「あれは演技だったから…だよね?わかってる。でも、嬉しかった。君が俺を受け入れてくれた気がして…。」

蓮にストレートに気持ちを伝えられ、キョーコも己の気持ちが溢れ出し止められなくなった。

勇気を振り絞り、繋いだ手を引っ張って蓮の足を止めると、キョーコは月明かりの中、蓮を頬の染めジッと見つめた。

「最上さん…?」

蓮に見つめ返され、これから言おうとしてることが急に恥ずかしくなって、不意に目を逸らしつつも答えた。

「あ、あれは。その、演技…だからじゃないです!相手が、敦賀さんだったから嫌じゃなかったんです!!」

蓮の目が丸々と見開かれる。

「え…それって…」

「敦賀さんのこと…私も憎からず想っていたので…その…」

「え?憎からずって…え?ほんと…に?」

カァァッと真っ赤になったキョーコが小さくこくんと頷いた。
蓮は胸がジュッと熱くなるのを感じながら、キョーコを引き寄せ、抱きしめた。

「きゃっ。」

「最上さん…キョーコちゃん。キョーコ…」

「わふっ。つ、敦賀さん、恥ずかし…離して」

「駄目。離せない。無理。もう君を離すなんて出来ない。」

「つ、敦賀さん…」

「一度離れ離れになって、再会してやっと長かった片想いが通じたんだ。離せるわけないだろう?」

「…?一度離れ離れ…?」

「本当はその話がしたくて今日連れ出したんだ。俺と君だけの大切な思い出を…。」

「え?」

「旅館の人に、この先に小川があるって聞いてね。そこで聞いてくれる?俺の昔話を…。」

「敦賀さんの…?」

「うん。俺の…そして俺たちの…」

「???」

「とにかく来て。」

そう言って、蓮は足早にその小川を目指して歩きだしたので、キョーコも何が何だか分からぬまま手を引かれるままについて行った。


「うっっっわぁー!!」

小川に着いたキョーコはその幻想的な自然の風景に感嘆の息を漏らした。

「凄いな。ホタルか…?」

「綺麗ですね!!ワァァ!!素敵!!」

「クスクスそうだね。」

今にも駆け出していきそうなキョーコの手をしっかりと握って暫くその光景を二人で眺めた。

そして蓮は大きな岩をみつけるとそこへ腰掛け、その膝の上にキョーコを座らせた。

「わっ!ちょっ、敦賀さんっ!!」

「うん。まずはちゃんとした自己紹介からしようか。」

「…え?自己紹介って?あなたは敦賀さん…ですよね?」

「クスクス。うん。でも君も前に聞いただろう?それは俺の芸名だって。」

「あ…。」

ビーグルに襲われた時のことを思い出してキョーコはハッとした。

「君にはちゃんと知っておいて貰いたいんだ。俺の本名もそして過去のことも…。」

「…本当に、私でいいんですか?」

「うん。言っただろう?俺は君が良いんだ。」

キョーコは胸をドキドキと打ち鳴らしながら、シャンと胸を張って、体を捻り蓮を覚悟を決めた目で見つめた。

「じゃあ、教えてください。貴方のこと…。」

「うん。俺の本当の名前はねーーー」

蓮の口から本名を聞き、キョーコは驚き目を見開くと、その目からポロリと涙を溢れさせた。

そして長い長い蓮の昔話が始まると、キョーコは時々鼻を鳴らしながらも、黙って話を聞いた。
話を聞いている間、ずっと蓮の首に縋り付いていたキョーコは蓮の過去も含めて丸ごと蓮を受け止めた。


月明かりの中、二人の唇が重なる。
涙が混じったしょっぱいキス。だけどそれは今まで重ねたどんなキスよりも甘く甘く感じながら二人は目を閉じ互いを求め合った。
まるで魂と魂を結びつけるように互いを抱きしめ合う。

この日を境に二人の時間が結び付いたのは言うまでもないだろう。
幸せに満ちた今回の二人のCMはベストCMに選ばれ、この夏の話題をさらった。

敦賀蓮初スキャンダルも堂々と記者会見を開き、蓮は緩みきった幸せいっぱいの顔を世間に晒したのだった。

二人が芸能界一のオシドリ夫婦と呼ばれる日もそう遠くない未来の話なのかもしれない。


END

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*****


い〜や〜!夏ですねぇ!暑いですねぇ!ってことで浮かんだお話です。

皆さま。熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいまし。



「俺の本当の名前はね、クオンだよ。」

って入れたかったけど、それ入れたら、キョーコちゃんとのやりとりが入ってもっと長くなりそうだったのであえて「クオンだよ。」の部分から伏せさせて頂きました(笑)

お楽しみ頂けてれば幸いです。
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